ジャステックは、人材育成から人財育成へ、そして、将来を担う未来の財産へ
情報システムは多種多様なハードウェア、ソフトウェア、ネットワークから構成されています。情報システムを運用するためには、Linux、Windows、データベース、通信技術などの幅広い技術的専門知識に加え、ITILなどの方法論、ISMSなどのセキュリティ関連技術、総合運用管理システムなど運用管理に関する専門知識が必要になります。
また、プロジェクトを遂行するにあたってのプロジェクト管理技術、関連法律/規則、さらに、担当する業種／分野にて必要となる業務知識／業界知識、スムーズな業務遂行に必要なヒューマンスキル、など幅広い知識修得を続けていかなければなりません。
こうした専門知識を基盤に、運用管理業務の実務経験を積み重ねながら技術力を高め、高品質なサービスを提供する力を備える必要があります。
人材とは材料ではなく、人財すなわち財産である。
ジャステックは、基礎教育はもちろんの事、社内標準キャリアパスモデルに沿って段階的に技術・運用の教育、リーダ／マネジメント研修を行っております。
また、資格取得の支援や指名教育など一人ひとりに応じた育成を行っております。
社員一人ひとりを高度な運用管理スキルを持ったスペシャリストに育てることで専門性の高い会社を作り、企業価値を高めながら社会に貢献します。
人財モデル
ジャステックは、期待する人材の姿を人財モデルとして定義しています。社員には、自らが目指す人財モデルを定め、それに向かって努力してもらいます。当社は、社員の成長を強力にバックアップします。
| 人財モデル | 担う役割 |
|---|---|
| 運用コンサルティング | 運用サービスを評価し、提案する。 運用に関するお客様の課題を検討し解決策を提案する。 |
| 運用SE | 運用サービスを構築する。 お客様の要望をもとに提供する運用サービスの仕様を取りまとめ、実現方法を設計する。設計結果を手順書などにまとめ運用マネージャ、運用オペレータへ展開する。 |
| 運用マネージャ | 運用サービスを統括する。 運用オペレータを取りまとめお客様へ提供するサービスに責任を持つ。 お客様と連携して運用サービスを推進し、日々変化するお客様の要求を整理して運用オペレータへ指示する。また、運用サービスで発生した不都合を取りまとめ、お客様とともに解決する。 |
| 運用オペレータ | 運用サービスを担当する。 決められた手順に従って作業を行い、作業結果を報告する。 IT運用作業の中心的役割を担う。 |
教育体制
- 基礎教育
入社時研修、入社1年以内に行うビジネスマナー研修、1年後に行う社会人基礎力研修で社会人の基礎をしっかり身につけてもらいます。その後、社員の成長に合わせて中堅社員研修、管理職研修など企業人としての必要な知識を学んでもらいます。これらは、指名制で行います。 - マネジメント教育
マネジメントを学んでもらうと同時に、コンプライアンス、ハラスメント対応など中堅層に必須となる知識と資質を身につけもらいます。
また、中堅層から上位層への登竜門としてJCPM(ジャステック認定プロジェクト・マネージャー)があります。上位層では、管理職として必須の人事労務について学んでもらいます。 - テクニカル教育
テクニカル教育の基礎教育では、IT運用サービスに難する知識(ITIL/ITSMS/SIAM概要)、セキュリティに関する知識、ネットワークに関する知識、OSに関する知識を学んでもらいます。
中堅層には、IT運用に関す先端技術を学んでもらいます。上位層には、運用SEの必須スキルとなる運用設計を習得してもらいます。 - 資格取得支援
情報処理技術者､ITIL､その他情報処理関連の各ベンダー認定資格などの取得に向けての教育を積極的に支援し､合格者を報奨します。 - PMS(個人情報保護)教育
当社は、プライバーマーク認証を取得しております。そのため入社時の教育、および定期教育を実施しています。 - 業務教育
それぞれの現場における業務は、OJT(On-The-Job Training) で学んでもらいます。現場においては、経験豊富な先輩が丁寧に指導します。
ジャステック認定プロジェクト・マネジャー：ＪＣＰＭ
指名制によるリーダ／マネジメント研修では、年度毎にこの研修の成果として、独自のＰＭ標準尺度表に基づく評価、プレゼンテーション試験などによって、社内資格としての運用プロジェクトマネジャー資格認定を行います。
JCPM認定者:25名 （2024年1月現在)
充実した社内研修
ジャステックでは、経験者/未経験者を問わず、充実した社内研修を用意しています。
現役で働いているエンジニアが実務ベースで指導に当たります。
資格取得に向けた教育プロセスも用意し、未経験でも安心して資格に臨むことができます。
資格取得状況
ジャステックでは、多くの社員がITに関する資格を取得しています。ジャステックが特に重視している資格の取得状況は、以下のとおりです。
ITIL(Information Technology Infrastructure Library) Foundation
ITサービスマネジメントのベスト・プラクティスを英国でまとめたフレームワークです。日本では、itSMF
Japanが普及活動を行っており、ITサービスのディフェクトスタンダードとなっています。
当社は、全社員の取得を推奨しており現在は、全社員(入社1年未満を除く)の63%が取得しております。
LPIC(Linux Professional Institute Certification)/LinuC(Linux Professional Certification)
UNIXライクのオペレーティングシステム(OS)の１つとしてオープンソースで開発されたLinux(リナックス)の認定資格です。
LPICは、カナダに本拠地を置くLPI（Linux Professional Institute)の日本支部が普及活動を実施しています。また、LinuCは、日本独自の認定資格でLPI-Japanが普及活動をおこなっています。
LinuCおよびLPICともにレベル1、レベル2、レベル3の三段階があり、どちらの試験も現在は、内容が同じです。
当社では、ITの基礎知識としてLinuCおよびLPICの資格取得を推奨しています。現在、当社の資格取得者は、レベル1が12名(延べ人数)、レベル2が2名、レベル3が1名、取得しております。
CCNA(Certified Network Associate)/CCNP(Cisco Certified Network Professional)
コンピュータネットワーク機器の総合メーカであるCisco社(米国)が自社の製品に関する技術力を認定するための資格です。
この資格は、ネットワークに関する知識のディフェクトスタンダードとなっています。
当社では、ネットワーク知識を認定するため取得を推奨しております。現在、当社では、CCNAを3名が取得しております。
JP1認定
日立製作所が開発・販売している運用管理ソフトウェアの認定資格です。JP1は、運用ツールとして国内で約27%のトップクラスのシェアです。
当社では、運用管理ソフトウェアの基礎知識としてJP1認定の資格取得を推奨しています。JP1認定には、何種類かがあります。
当社では、JP1認定エンジニアを18名、JP1認定プロフェッショナル ジョブ管理を9名取得しております。
情報処理技術者試験
独立行政法人情報処理推進機構(IPA:Information technology Promotion Agency,
Japan)が主催する情報処理に関する国家試験です。試験の範囲は、共通知識を認定するITパスポートから高度な知識・技能を問う高度試験まで13種類に分かれています。
当社では、ITパスポートを13名、情報セキュリティマネジメントを9名、基本情報を2名、応用情報を1名、プロジェクトマネージャを1名が取得しております。
MOS(Microsoft Office Specialist)
マイクロソフトが認定するMIcrosoft Officeに関する資格です。
当社では、WORD、EXCEL、POWERPOINTを使用し文書を作成したり、各種管理資料、プレゼンテーション資料を作成する都合からMOS資格の取得を推奨しています。資格は、MOS認定資格、MOS
Expert認定資格、MOS Master認定資格があります。
当社では、MOS認定資格を13名(延べ人数)、MOS
Expert認定資格を2名、MOS Master認定資格を1名取得しております。
ISMS審査員
一般財団法人 日本要員認証協会(JRCA:Japanese Registration of Certified Auditors)が認証するISMSの審査員資格です。
ISMSは、JISQ27001およびISO/IEC27001の規格でInformation Security Management System：情報セキュリティマネジメントシステム)です。当社では、2名が資格を保有しています。
コン検
一般社団法人 日本コンタクトセンター教育検定協会が主催するコールセンターの検定試験です。当社では、コールセンター業務も受託していることから本検定試験を推奨しています。
現在、オペレーションレベルのスーパーバイザ資格を2名が取得しております。
